私は旧司法試験を3度受験(4度目は出願していたものの逃亡)した後に、ひきこもりニートになりました。司法試験は難しいということは、ほとんどの人が知っていることですが、何が難しいのかは意外に知られていません。以下の話は現在の司法試験ではなくロースクールができる前の旧司法試験です。<img src="http://www.rich1.net/img/danraku.gif" alt="段落調整">
私の司法試験チャレンジと引きこもりニートに転落するまでの記録

六法全書を一字一句丸暗記するの?とよく聞かれましたが、そのような必要はありません。択一試験(選択式)では、書いてある選択肢の条文や判例(過去の裁判の結果)が正しいか間違っているかが区別できれば、一言一句覚えなくていいのです。論文誌式試験では試験用の六法を貸してもらえるので、こちらも丸暗記は不要です。

特殊な法律用語を覚えて、受験予備校で法律的な考え方を理解することは難しいことではありません。法律の勉強は高校の数学や物理のみたく何を言っているのかサッパリわからないというこは無いのです。

では何が難しいのかと言うと「受験生の質と合格率の低さ」に尽きます。合格率は2%台なので約50人に一人しか通りません。受験生の半分はひやかしや努力不足だとしても、残りの半分は確実に死にもの狂いで勉強をしています。さらに東大を筆頭に超一流大学出身者とのし烈な争いです。

ペーパー試験を得意として大学まで受験で負けことが無く、努力を積み上げたツワモノの同士約50人で一つの椅子を取り合うわけです。私のように二流大学出身でそれなりの努力をしているだけでは、絶対に受からないことに司法試験を断念してから気づきました。

法律の勉強は司法試験受験予備校や初心者向けの法律書を丁寧に読めば理解できないということはありません。私は司法試験で勉強した商法(現、会社法)、民法の知識が仕事や日常生活にもプラスに作用しています。


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