私はひきこもりニートから脱出して働き始めた時にエクセルの知識が全くありませんでした。イヤミばかり言う経理財務部長は各種資料を作成する際にエクセルを駆使していました。オートサムすらわからない私にとっては、イヤミ経理財務部長作成のエクセルの関数や条件付き書式による自動化に驚きました。エクセルについて聞いても『お前なんかには理解不能』と取り合ってくれなかったため、奴の作ったエクセルの関数を見よう見まねで覚えていきました。

複雑な関数やマクロがわからなくても、日常業務のほとんどはエクセル化できます。エクセルの本の購入やパソコン教室に通わなくてもネット上には、エクセル初心者向けの分かりやすいサイトが多々あるため独学で何とかなります。

人手不足等で作成した資料を誰もチェックしてくれないときにはエクセルにチェック機能を入れることでミスを大きく減らすことができます。新しくエクセルファイルを作るときには時間がかかりますし、運用してからしばらくは数式のミス等のバグを発見するために電卓をたたいて検証しなければなりません。安定して運用できるまでに手間暇はかかりますが、信頼性の高いエクセルが完成すれば仕事の正確性と効率性の両方を満たすことができて仕事力が上がっていきます。
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