ブラック企業の次もブラック企業

私が苦難の末にひきこもりニートから脱出して入社した企業はブラック企業でした。ブラック企業で3年程度の職歴を積んで転職した企業もブラック企業でした。
初めて就職したブラック企業での私の奮闘記<img src="http://www.rich1.net/img/danraku.gif" alt="段落調整">

私は数回転職をしていますが、現職が初めてブラックではない普通の会社です。転職をするたびに何で今回もブラック企業なのかとガッカリしましたが、転職先はブラックが基本と思えるようになってきました。日本経済はバブル崩壊以降は低成長が続いています。会社が成長していって人手不足になっているような求人は少ないわけです。

ホワイト企業はそもそも退職者が少ないので、中途採用の募集は基本的にはブラック企業の欠員補充が多いのです。外れクジの方が多い中から当たりを探すのは難しいです。何度も転職をして感じるのは入ってみないと企業の内情はわからないということです。良い転職先が見つかるかどうかは本人の職歴だけではカバーできない運と縁の要素が大きいです。

ブラック企業を脱出して転職した先がブラック企業のとき、私は自分は何と不幸な人間なのだろうと思いました。しかし、実際はごく普通にあることだと気付きました。2社目もブラック企業でしたが、1社目とは違って上場会社だったため、仕事を押し付けられても次の転職に活きるであろう業務が多々ありました。まずは、脱出する時期を定めて、次の転職に役立ちそうな経験を積むようにしました。当然仕事は選べないので、時給度外視のサービス残業の中で単純作業や雑用もこなしつつ、ジワジジワリとコア業務へ浸食していきました。